家の間取り各論

  • 2014.02.20

階段

階段は、上階と下階を繋ぐ通路です。 一般的には、2階建ての住宅が 多いですが、1階は家族団欒の部屋や 客間など、コモンスペースを置くことが多く、 2階にプライベートスペースを置くことが多いです。 お客さんを2階に上げるのは、 動線が長くなりがちで、あまり良くないです。 その階段ですが、ほかの部屋を、 なるべく矩形にしなければならないので、 廊下の隅や、水周りの隣に置くのが、 設計としてやりやすいで […]

  • 2014.02.20

廊下

間取りするときに、 忘れてはいけないのが階段と廊下です。 これがなければ、部屋相互間の 移動が出来ません。 部屋から部屋に廊下を使わず、 移動する方法も無きにしも非ずですが、 動線計画を立てる上で、 部屋から部屋の移動は、 通られる部屋の区画されている意味が、 薄くなってしまうので、 例外を除いて、廊下をつけた方が賢明です。 各部屋まで通ずるように、廊下を設けます。 この場合も、迷路のように複雑に […]

  • 2014.02.19

書斎

書斎は、一般家庭の住宅の場合、 旦那さんの居室として 使われることが多いです。 本棚を必要数入れられて、 パソコンとデスク一式を入れて、 少し余裕の持てる広さが必要です。 ただ、最近の住宅の傾向として、 書斎はパソコン部屋と 化していることが多いです。 これは、書斎に多くのスペースを割けない 広さの制限の中での家主のヒロイズムの 表出と考えられなくもなりませんが、 実際、多くの書棚が必要な旦那さん […]

  • 2014.02.19

客間

客間というと、床の間があって掛け軸が 掛かっているイメージがありますが、 お客さんを招き入れて、接待する 部屋ですので、洋式なら応接室です。 いずれについても、最重要な因子として、 お客様の動線を考えて計画するということが 挙げられます。よく主客動線分離と 言われますが、じっさい、一般家庭の家で、 主客動線を分離するのは、難しいです。 玄関を二つつけなければならないし、 廊下など余分なスペースを確 […]

  • 2014.02.18

子供部屋

子供部屋は、子供が成長して 成人になるまで、使用される個室です。 ですから、18歳くらいの子供が 使用しても、無理のない間取りが 求められます。 子供が、母親の世話を離れて、 ひとり居室を持つようになるのが、 小学校の下学年とすると、 小学生から高校生くらいまで、 使用しなければなりません。 ですので、広さ的に言えば、 4.5畳~6畳程度で 充分ではないでしょうか。 間取り的には、 子供はその部屋 […]

  • 2014.02.18

寝室

寝室は、夫婦の夜の居室です。 寝室は寝食分離といって、食べる部屋と 分かれていなくてはならず、個人のプライバシーの 守られる場所として、確保されなければなりません。 そのため、防音の効いている部屋 であることが、求められます。 間取りの観点から言いますと、 他の者が起きていても静かな場所が いいかもしれません。 リビングや居間と離して、 隣の部屋との間に、収納を持ってくる くらいの案は、普通です。 […]

  • 2014.02.17

サニタリースペース

サニタリースペースとは、 トイレ・洗面所・風呂のことです。 いわゆる水周りという場所です。 よく、風呂はゆったりと広い方がくつろげる と思う人が居ますが、 家庭用の風呂の場合、そんなに広い風呂は、 あまり必要がありません。 湯船と洗い場が確保できればそれでいいので、 都合3~4畳もあれば充分です。 広すぎると、冬場寒い風呂は、ますます 寒くなってしまいます。 また、トイレについても同様で、 トイレ […]

  • 2014.02.17

キッチン

キッチンは、主婦の仕事場です。 最近の住宅は、キッチンが凝ったつくりで しかも広く、リビングダイニングキッチンに なっている場合が多いです。 また、主婦の動線を考えて、家事室や水周り と近接させることも重要です。 料理をしながら洗濯機を回し、 アイロン掛けなどの家事をこなせるように 作るのが親切なエスキスと言えましょう。 広さは、キッチンだけの場合は、 ガスコンロと調理台、流し、冷蔵庫を置いて、 […]

  • 2014.02.16

居間

居間は、家族の居室の中心的存在です。 全ての家族が出入りし、家族が集まる部屋です。 ですので、全ての部屋から出入りしやすい 位置に設けることが好ましいです。 広さは、家族の数によって異なりますが、 8~12畳くらいがベストでしょうか。 広すぎると、冷房暖房のコストが 多く掛かりますし、空間の無駄にもなります。 ですので、部屋の形も矩形にすることが 必要です。でないと、デッドスペースが 出来てしまう […]

  • 2014.02.16

玄関

玄関は、その家のファザードのような 空間です。客はそこから出入りし、 玄関の雰囲気によって、家の雰囲気 ひいてはその家族の人柄までもが、 感じ取られる重要なスペースです。 暖房も冷房も効いていなくても いいし、防音も求められない部屋ですが、 雰囲気を良くするために、 採光は良い方が好ましいです。 また、広いイメージを持たすために、 吹き抜けにするのもテクニックです。 南側に道路がある場合は、 南側 […]