廊下

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間取りするときに、
忘れてはいけないのが階段廊下です。
これがなければ、部屋相互間の
移動が出来ません

部屋から部屋に廊下を使わず、
移動する方法も無きにしも非ずですが、
動線計画を立てる上で、
部屋から部屋の移動は、
通られる部屋の区画されている意味が、
薄くなってしまうので、
例外を除いて、廊下をつけた方が賢明です。

各部屋まで通ずるように、廊下を設けます。
この場合も、迷路のように複雑にするのではなく、
できるだけ直進だけで住む様にします。
なにであれ、住宅の場合は、
動線は短い方が良いです。

幅は、古来からの尺貫法を取って
半間でもいいのですが、最近の住宅の傾向を
見るにつけ、日本人体形の大型化に対応して、
それよりも広く取ることが多いです。

やみくもに広くするのではなくて、
尺貫法を守って、0.75間、即ち1365mmに
すると、設計上良いでしょう。

また、バリアフリー手摺をつける場合は、
その分、廊下が狭く感じられるので、
左右の出っ張りの分を見ておかねばなりません。

1365mmで狭いことはないですが、
どうしても、もっと広い廊下にしたい
というのであれば1間1820mmにしても、
悪くはないでしょう。

廊下の一角から、階段に通ずるようにします。
階段を部屋からつけるのは、
余程特殊な例ですので、
間取りするときは、あまり奇を衒わないように
しましょう。

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