寝室

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寝室は、夫婦の夜の居室です。
寝室は寝食分離といって、食べる部屋と
分かれていなくてはならず、個人のプライバシーの
守られる場所として、確保されなければなりません。
そのため、防音の効いている部屋
であることが、求められます。
間取りの観点から言いますと、

他の者が起きていても静かな場所
いいかもしれません。
リビングや居間と離して、
隣の部屋との間に、収納を持ってくる
くらいの案は、普通です。

それと、トイレに近い方が、
寝ているときに、催したときに便利です。

寝ぼけた頭で、階段を上がり降りするのは、
危険な面もありますので、
寝室と同じ階に、ひとつサニタリースペースを
設けると、家の風格が、
格段と上がることでしょう。

寝室に隣接させてもいい部屋として、
ウォークインクローゼットがあります。
寝室は、着替えの場でもありますので、
寝間着のままで、クローゼットに入って
着替えることが出来るように、
動線計画を考えます。

ですから、間取りの関係上、
寝室の隣に、ウォークインクローゼット
持って来れない場合は、
廊下を介して、近接した場所に、
持ってきて着替えをしやすくすると便利です。

また朝日の眩しさで目を覚ますというのも、
理想的な起き方かもしれませんが、
居室の中では、日当たりがそれほど要求されない
部屋でもあります。

南向きの寝室は、暖房効率がいいので、
冬の光熱費は少し浮いてきますけど、
そこを使うのが寝ている前後だけので、
どうしても間取りが取れない場合は、
南向きでなくても、不都合ではありません。

居室の採光は法律によって決められていますが、
北側の居室でも、隣地境界線との距離を
ある程度とってやれば、問題ないからです。
広さは、夫婦二人で6~10畳程度でしょうか。

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