家を建てる際の法律とルール

長期優良住宅認定制度の利用について

家を買おうと計画するけれど、その高さに二の足を踏む人もいると思います。一生に一度の大きな買い物ですから、安すぎるのは心配…でも、品質を求めすぎると目が飛び出るほど高くなります。

そんな時にぜひ利用してほしい補助制度があるので紹介いたします。

長期優良住宅認定制度の利用について

家を建てる予定の人におすすめなのが長期優良住宅認定制度です。
制度の概要は、日本の住宅は昔から寿命が30年程度と言われていました。造っては壊す作業の繰り返しで、住宅の資産価値は年数が経過するにつれ失われていきます。

しかし、ヨーロッパの住宅は100年以上の築年数でもしっかりとした佇まいで存在し続け、資産価値も維持しています。
ヨーロッパの住宅を見習い、日本の住宅も資産価値の落ちないものにすることで、中古住宅として流通する際に資産価値があり、建て主へのメリットとにもなる、高値の取引が可能な家を目指す制度が長期優良住宅認定制度です。

制度の内容は、長期間優良な住環境を保つことができるように、省エネ性能、耐震性能、維持管理についてなど一定の基準をクリアした住宅に適応されます。

この制度を利用した人には税制面で減税のメリットがあります。さらに住宅ローン控除についても通常より優遇を受けることができます。

利用にあたってご注意して頂く点は、認定制度を利用すると通常の建築確認申請期間に加えて約1か月程度の時間が必要になります。

また、長期優良住宅認定制度対応の住宅は通常の家よりもコストが高くなります。税制面の優遇もありますが、建築費用の額も事前にご確認下さい。

住宅販売会社によっては標準仕様で長期優良住宅となっている場合もあります。その場合は、別途で制度利用の際の申請費用や手数料が必要となる場合もありますのでご確認頂ければと思います。

 

消費税が上がるからこそ使いたい【すまい給付金】の活用

家を建てる場合に利用したい制度に住まい給付金があります。住宅は金額が大きいため、消費税引き上げの負担も大きくなります。

そこで、すまい給付金制度というものがあります。消費税の増税による家計への負担の軽減が出来ますので、ぜひご利用して頂ければと思います。

まず適用となる条件として、消費税率が8パーセントでの契約をして建物を建てる必要があります。
新築住宅の他、中古住宅も対象になりますので、適用できる方は多いと思います。

さらに、指定の建物の検査を受けたり、住宅の品質や耐震性などが確認できる家である必要があります。

また、実際にもらえる給付金の額は、建主の年収基準によって変わってきます。年収が高い人はもらうことができません。あくまでも消費税引き上げが家計を直撃する方への支援策となります。

具体的な額は、家一件につき最高額でも30万円です。個人でもらう額は30万円のうち、持分割合によって変わります。

新築住宅の場合は、ご注意頂きたい点が三つあります。まず、自らが居住することが要件になっています。持分があるが、居住していない方は該当になりません

二つ目は、床面積が50㎡以上である事という面積の制限が設けられています。

三つ目は工事中の検査により品質が確認されている家で有ることが必要となります。

三つ目の要件については住宅を購入する予定の販売会社に事前に確認して頂ければと思います。
生活支援になる貴重な給付金ですので、建物完成後の手続きを忘れずに行っていただければと思います。

 

木材利用ポイントを利用しよう。

~追記:2017/10/19:この制度は2015/10/31日既に終了していますが、ご紹介します~

木造の家を建てる場合に利用したい制度が、木材利用ポイントです。平成26年9月30日までに工事に着手した木造住宅で、日本国産のスギ、ヒノキ、カラマツなどの木材を使用している場合が対象となります。

制度を利用すると、通常は30万ポイント、東日本大震災の被災地では50万ポイントをもらうことが出来ます。

内装外装の木質化や木材製品の購入でもポイントをもらうことが出来ます。そのポイントと地域の農林水産品などを交換することが出来ます。
1ポイント1円相当です。

交換できる商品の中には、木製の家具や、工事代金との即時交換もできますので、新居での生活に大変役に立つ内容かと思います。家を建てると何かと買い物も増えますので、ぜひ活用して頂ければと思います。

この制度が始まった理由は、木材の適切な利用が増えると、日本の森林の整備や地球全体の温暖化防止対策、循環型の社会づくり等に貢献できますし、何より農村地域の活性化につながって行くことへの期待が大きいようです。

普段は国産の木材かどうかなどは気にしないのですが、こういった機会があると改めて日本の林業のことに興味を持つ人も多いのではないでしょうか。

積極的に木材を利用することで、次の世代へ良い環境を継承いていくことができますので、活用をご検討頂ければと思います。

利用する方法は、建物が完成した後に、住宅販売会社から指定の木材の利用を証明する書面をもらい、工事中の指定の写真を合わせて提出する必要がありますので、事前に準備をして頂ければスムーズに手続きできると思います。

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