コストカットのためにした施主支給

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家を建てるとき一番悩ましいのは、予算の管理です。あれもこれもと希望を満たそうとすると、どうしても予算オーバーしてしまいますし、かといってあまり妥協もしたくないと思うのです。

私が家を建てたとき、コスト削減のために色々やったものですが、そのひとつの方法は「施主支給」の利用です。工務店を通して材料などを調達するのが普通ですが、それだと価格は工務店次第ということになります。

いまはインターネットのショップで探せばかなり安くモノが買えるので、自分でいろいろと調達することにしました。

いまは浴室やシステムキッチンなどの大物も、ネットショップで買えるのです。確かにそうした大物設備もネットショップだと安いのですが、やっぱり心配なのは品質将来の保証の点です。

自分で調達すると、不備や故障に対して工務店が責任を持ってくれないところがリスクになります。また、設置しようとしたら入らなかった、というトラブルも心配です。

そこで、私の場合は、照明器具やブラインド、ドアノブ、表札などの小物類を施主支給にしました。たいていの人は面倒なので、小さいパーツなども工務店やハウスメーカーにお任せということになるそうです。

でも、小さい物でも数が多いと費用はバカになりません。だいぶコストカットに貢献しました。そして、大切な家のことですから、すべて現物をショールームで確認してからネットで購入するという手間もかけました。

家を建てている間は、設計や現場の収まりについての打ち合わせ、内外装材の決定の他、ローンや役所関係の手続きなどかなり忙しい毎日になります。

なので、施主支給のために調べものをして現物を確認して、買い物をして現場に届けて設置の打ち合わせをして…

という手間をさらにかけるとなると大変なことです。でも、コストカットのためだけでなく、自分で苦労して探したものを長く家で使う、という愛着はひとしおです。

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