間取りを考える3

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住宅間取りは切っても切れない
関係です。住宅の機能の半分は、間取りから
来ているともいえます。
いくら高性能の住宅を造っても、
間取りがうまく行っていないと、住む人は
住みづらく感じてしまい、
失敗住宅になってしまいます。

つまり、いくら防音効果が高く、高断熱の
素材で壁を覆い、太陽光パネルを屋根に設置しても、
間取りが適切に考えられていない住宅は、
住む人を不幸にしてしまうのです。

その間取りを決めるためには、
外部条件から見た外構の位置形状から、
考えを始めなくてはいけません。
賃貸アパートマンションの場合は、
外構条件を考えて造ることは出来ません。
この場合は、建ててある物件を選んで
対処するしかありません。

しかし、基本的には、マイホームを
設計して建てるのと同じ考え方で対処できます。
日当たり、ゾーニング、広さ、
プライバシーの保護など、考慮すべきポイントは、
住宅を建てる場合と同じです。

賃貸を借りる人も、
間取りと外部条件を充分検討して、
物件を決めるべきでしょう。
このように、ざっと「間取り」について、
書いてきました。

これらの記事を読んで、
家を建てることに興味を持った方は、
自分でもいろいろ考えてみてください。

衣食住と言いますが、家に住むということは、
文化の一部であり、人生の一側面であり、
豊かさの指標でもあります。
そのように考えて、住宅について、
勉強や考察をしてくれたら、と思います。

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