ツーバイフォー工法

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ツーバイフォー工法は、
ディメンション・ランバーと呼ばれる
規格化された骨組みと構造用合板により、
釘止めした壁パネルを作り、
その壁パネルを積み上げていくことで
建築していく工法です。

壁パネルの枠組み間隔
455mmとして筋交いは入れません。
このため耐力壁の長さが
長くなり、開口部が少なくなる
傾向があります。在来工法よりも、
開放感が少なくなります。

基礎の上に土台を敷き、
2×12のようなせいの大きな
根太を並べて、その上に床張りの
合板を釘打ちし、建物の外壁側
壁下張りの合板を貼った後に、

それを支持点として
壁パネルを立て、耐力壁同士は頭つなぎで
釘打ち止めにします。

接合部が、全て釘打ちであり、
在来工法のように仕口を設けないので、
大工の熟練度が、
それほど問われません。

なあ、壁パネルが矩形に配されるのは、
在来工法と同様であり、
広い部屋が作れないのも同様です。

充填断熱の施工がしやすく、
開口部が少ないため、断熱効率
高くしやすいです。

耐力壁の外側に、通気層と外壁を
設けた外壁通気工法にも対応しています。
外壁通気工法は、室内側に
防湿シートを貼ることで、
結露による充填剤の湿度を低くして
防湿性と断熱性が高まる工法です。

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