鉄骨ラーメン工法

鉄骨ラーメン構造に使われる
鋼材は軟鋼の一種で、重さが同じ
鉄筋コンクリートに比べると
5倍の強さがあります。

従って、柱と柱の間を長くして、
梁を長く取れるのです。
この梁と柱は、高張力ボルトで緊結されるか、
もしくは現場で溶接されて、
門形のラーメン構造を形成します。

ラーメン構造は、壁式よりも粘り強く、
地震にも振動して耐えますが、
現場での接合状態が、良好に行われないと、
ラーメンが形成されずに、構造が壊れます

また、鉛直力に対して横座屈を
起しやすく、座屈すると、
強度が失われ部材の一部が壊れたり、
最悪の場合、建物が倒壊してしまいます。

座屈を防ぐには、鉄板の厚さ
増やしてやればいいのですが、
経済性を考えて、補助鋼材
適所に配置することも有効です。

ラーメン構造には、ほかに
鉄筋コンクリートのラーメン構造が
ありますが、鉄筋コンクリートに比べて、
梁や柱の靭性が高い分、揺れや撓みが
大きいのが、鉄骨ラーメン構造です。

壁は、軽量鉄骨の下地を配して
プラスターボード貼りになり、
コンクリートよりは、必ずしも
防音が良いとは言えません。

また、材質ゆえのヒートブリッジが、
出来やすい面は、外断熱で対処すれば
問題ありません。

広い部屋も自由に作れるので、
贅沢な間取り設計を出来ますが、
コストが木造より高いです。

一軒家を設計する構造にしては、
少し贅沢な工法といえるでしょう。

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