仮審査に必要な書類と、小耳に入れておきたい他ローンの影響

仮審査に必要な書類と、小耳に入れておきたい他ローンの影響

住宅ローンを借りる時には、貸してもらえるかの審査があります。
審査には普段は使わないような書類がたくさんあるので、余裕を持って準備しておきましょう。

仮審査に必要な書類を揃えよう

住宅ローンを借りる場合は、まず金融機関に仮審査申し込み用紙を提出するところから始まります。
仮審査をすることで、申し込み人がどのくらいの額のローンが利用可能かを知ることができます。ぜひ、これから住宅の購入を考えている方がいれば早めの仮審査をおすすめします。

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計画初期で借り入れ可能額がはっきりしていると予算も確定しますので、あとで資金計画が狂うこともありません。安心して計画を進めることができます。
では、仮審査をする場合に必要となる書類についてご説明します。

まず、本人確認書類として運転免許証や健康保険証の写しを提出します。また収入の資料として源泉徴収表の提出が求められます。源泉徴収表は昨年のもので結構です。女性の方で産休に入っている場合などは一昨年前のものをお願いされるケースもあります。

そして購入予定の物件資料が必要となります。
金額のわかる資料のほか、一般的には土地の公図や登記簿、建設予定の建物資料などが必要ですが、仮審査の場合は不動産会社の広告などでも可能な場合がありますので金融機関にご確認ください。

書類がそろったら、各金融機関に用意してある申込書に記入することになります。その際に夫婦でローンを申し込みする場合は連名で記入します。もし、親名義の土地に新築する場合などは、土地所有者が担保提供者または連帯保証人となります。あわせてご記入いただくことになります。

金融機関とのやりとりについては不動産会社やハウスメーカーが代行して行ってくれますので、依頼するのも良いかと思います。

 

他のローンを利用していると審査が厳しくなるかも?

住宅ローンを考えている方に気をつけていただきたいことがあります。
特に住宅ローンを利用する前にご注意いただきたい点です。

それは、マイカーローンなどの借り入れを利用することで、住宅ローンの審査影響がでる場合があります。具体的には、住宅ローンの借り入れ可能額が減額となるケースがあります。

これは、住宅ローンの審査が借り入れ主の年収に対してのすべての借り入れの割合である年間ローン返済比率を計算して審査していることが影響しています。返済比率の具体的な内容は各金融機関ごとに異なります。
他の借り入れがあると返済比率が大きくなるため不利になる可能性があります。

マイカーローンだけでなく、クレジットカードの利用も注意が必要です。大きな買い物で分割払いを利用している場合も審査に影響します。また、携帯電話の機器購入の際に分割払いで支払うケースなども厳密にはローン契約となりますので審査対象となる場合もあります。

住宅ローンは日本の中では最も金利が低いローンです。その為一番審査が厳しいといわれます。

なお、住宅ローンを夫婦などの連帯債務者と連名で利用する場合は両人の年収の合計に対する返済比率でで計算されます。合算年収が大きくなることで有利になる場合も多いですが、各人のほかの借り入れもそれぞれ審査対象になりますので、ご注意ください。

何か大きな金額の買い物を予定している場合は、住宅ローン利用開始前は控えたほうが良いかと思います。

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